更新日:2016年12月1日
北谷町域の遺跡分布図
30.大道原A遺跡(北谷町字北谷大道原983,992番地)
キャンプ瑞慶覧の南東部は標高約20メートルの台地が広がるが、大道原にはその中でも標高32.3メートルの石灰岩の丘陵がある。その丘陵の北側斜面に試掘調査の結果、表土下80センチメートルで厚さ約130センチメートルの暗褐色土層がみられ、その層中にグスク土器が検出された。12ヶ所の内、4ヶ所で包含層が確認され、その範囲が想定できた。しかし、遺跡の中心部は現隊舎の建設工事の際に削平されたと考えられる。
