更新日:2025年12月15日
令和8年度からRSウイルスワクチンが開始します!
RSウイルス感染症とは
RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。
RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6ヶ月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。
主な症状
潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、
感染経路
RSウイルスに感染した人の咳やくしゃみなどによる飛まつ感染と、ウイルスの付着した手指や物などを介した接触感染といわれています。
母子免疫について
小さなお子さん(新生児や乳幼児)では、ウイルスや細菌等の病原微生物に対する抵抗力(免疫)が未発達なため、様々な感染症にかかりやすい状態にあります。しかし大人は様々なウイルスや細菌に感染した経験があり、その経験を体の免疫機能が記憶しています。妊娠中にお母さんから赤ちゃんへ、胎盤を通じて抗体の一部が移行することを母子免疫といい、生後6ヵ月ごろまでの間、免疫が未発達な赤ちゃんを感染から守るといわれています。
RSウイルスワクチンは、この母子免疫により小さなお子さんへRSウイルスの免疫を付けるために、定期接種となりました。
対象者
妊娠28週から37週に至るまでの者
※RSウイルス感染症にかかったことのある方も定期接種対象
※出産日より14日前までの接種が望ましい
【注意が必要な方】
RSウイルスワクチンの接種を希望する方で次の方は注意が必要です。
・妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師が判断した方
・
次の方は接種を受けないでください
・発熱している方
・重篤な急性疾患にかかっている方
・本剤の成分に対し重度の過敏症の既往歴のある方
・その他、かかりつけの医師に予防接種を受けない方がよいといわれた方
予防接種による健康被害救済制度
予防接種により健康被害が生じた場合、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
予防接種では、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、不可避的に生ずるものですので、救済制度が設けられています。
関連:
厚生労働省「予防接種救済制度について」(外部サイト)
定期接種でない場合(任意接種の場合)には、予防接種健康被害救済制度ではなく、医薬品副作用被害救済制度の対象となります。申請に必要となる手続きなどについては、
医薬品医療機器総合機構(PMDA)(外部サイト)にご相談ください。








