更新日:2026年7月24日
学校図書館の役割
学校図書館は、児童生徒の読書活動を支える施設であるとともに、次の3つの機能を担うものとして位置付けられています。これらの機能を十分に発揮するためには、蔵書を良好な状態に保ち、内容の新しさや利用実態に見合った形で更新し続けることが不可欠です。
- 読書センター機能:児童生徒の想像力を培い、豊かな感性・情操・思考力を養う自由な読書活動及び読書指導の場としての機能
- 学習センター機能:児童生徒の学習活動を支援するとともに、授業内容の充実及び理解の深化に資する機能
- 情報センター機能:児童生徒及び教職員の情報ニーズに対応するとともに、情報の収集・選択・活用能力の育成に資する機能
蔵書の点検
学校図書館の蔵書は、整備した後も継続的な蔵書の点検(評価・更新・廃棄含む)を行うことにより、初めて児童生徒にとって有用な状態を維持することができます。なお、主な廃棄の理由は次のとおりです。
- 破損又は汚損が著しく、修理を行っても利用に耐えない図書
- 内容が古くなり、現在の学習内容又は社会状況と合致しなくなった図書
- 長期間利用がなく、蔵書としての役割を終えたと判断される図書
- 同一図書を複数所蔵しており、そのうち一部が不要となった場合
北谷町立学校図書館における廃棄は、全国学校図書館協議会が定める「学校図書館図書廃棄規準」に沿って行っております。同協議会は、蔵書の点検を計画的かつ継続的に行うことの重要性を示しています。
全国学校図書館協議会「学校図書館図書廃棄規準」(外部サイト)
除籍図書の取扱い
「除籍」と「廃棄」の違い
「除籍」とは、破損・汚損が著しい図書等を学校図書館の蔵書として管理することをやめ、蔵書の記録から外す手続きのことをいいます。図書館の実務上、「除籍」と「廃棄」は次のように区別して説明されることがあります。
- 除籍:その図書を「学校図書館の蔵書」として扱うことをやめる記録上の手続き
- 廃棄:除籍された図書の現物を実際に処分(ごみとして出す等)すること
除籍は、あくまで「学校図書館の蔵書として適切かどうか」という基準による判断であり、除籍された図書の現物が直ちに無価値になるわけではありません。除籍後も、読書や学習など別の用途で活用できる状態にある図書は少なくありません。
除籍図書の利活用
- これまで、町内小中学校においては、除籍図書の一部を学級文庫等において再利用してきたものの、その多くを廃棄処分としてきました。利用可能な状態の図書であっても、選別、保管及び活用先の確保には専門的な知識と相応の労力を要することから、大量の除籍図書を学校及び教育委員会のみで有効に活用することには限界がありました。
- こうした状況を踏まえ、北谷町教育委員会では、除籍図書を地域で循環させる取り組みについて検討しています。その第一歩として、古書流通に関する専門的知見を有する事業者へ除籍図書を売却し、地域住民への頒布につなげる仕組みを、令和8年度にモデル事業として実施することを予定しています。モデル事業の詳細が決まりましたら、本ホームページ等にて別途お知らせします。








