更新日:2021年3月19日
現在、予防接種法に基づく日本脳炎の定期予防接種には、一般財団法人阪大微生物病研究会及びKMバイオロジクス株式会社が製造しているワクチンが使用されていますが、この度製造上の問題が生じたことから、その原因究明のため製造を一時停止した旨の報告がありました。この事により、日本脳炎ワクチンの供給量に影響が生じるため(特に令和3年度の前半において供給量が大幅に減少)、出荷量の調整が行われます。
日本脳炎ワクチン接種対象者へのお願い
供給が安定するまでの間は、第1期の2回接種(1回目及び2回目)、第2期に関しては平成15年度生まれ・平成20年度生まれの方を優先します。それ以外の方に関しましては、供給量安定後に接種して頂きますよう御理解・御協力の程よろしくお願い致します。
(定期予防接種として接種が受けられる年齢の上限が近づいている場合を除く)
接種対象年齢 | 接種回数 | 接種間隔 |
---|---|---|
生後6か月~7歳6か月になる前日まで ※標準的接種は3~4歳で1期接種するのが望ましい |
1期初回2回 | 6日以上の間隔をあけて2回接種 |
1期追加1回 | 初回2回目終了後6か月以上の間隔をあけて接種(標準はおおむね1年あける) | |
9歳~13歳になる前日まで | 2期1回 |
※平成17年5月から積極的勧奨の差し控えが行われていたため、下記(1)・(2)の対象者で合計4回の接種を完了していないかたは接種ができます。(※7歳6か月~8歳11か月の期間は接種不可)
(1)平成13年4月2日~平成19年4月1日生まれで20歳になる前日までの方
(2)平成20年4月2日~平成21年4月1日生まれで13歳になる前日までの方
厚生労働省 乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンの定期の予防接種に係る対応について(令和3年1月15日通知)(PDF:166KB)
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