更新日:2016年12月1日
児童虐待防止推進月間の取り組みについて
こども家庭庁では、毎年11月に「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施し、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、児童虐待防止のための広報・啓発活動に集中的に取り組んでいます。
本町においても、多くの方に「児童虐待防止」に関心を持っていただけるように、パネル展を実施します。お立ちよりの際は、ぜひご覧ください。
児童虐待防止推進月間パネル展
日時:令和6年11月1日(金曜日)~11月15日(金曜日)
場所:役場 町民ギャラリー
内容:児童虐待の現状や子どもへの影響、子育てに関する相談窓口の案内、子育てサービスのチラシや子育てに関するリーフレット等の配布
あなたの気づきが子どもを守ります
保護者や同居人による児童虐待が、深刻な問題になっています。
現代の子育て環境は、核家族や地域から孤立している家庭が多く、相談相手もないまま育児ストレスを抱えている家庭が増加しているといわれています。
ストレスのはけ口としての暴力のほか、しつけるつもりで体罰を加えたり、経済的に苦しく昼夜問わず働いた結果、子どもを放置した状態になっていることもあります。
地域で子育てをする人々を見守り、様子を気にかけ、異常にいち早く気付くことは、虐待の防止につながります。
虐待による痛ましい被害や死亡事例をなくし、子どもの人権を守っていくためには、できるだけ早く虐待に気づき、対応につなげていくことが必要です。
虐待は特別な家庭の問題ではありません。どの家庭でも起こりうる問題です。
虐待に気づいたり、虐待かどうか迷う場合でも、ためらわずに相談窓口へ連絡・相談下さい。
身近な相談窓口・連絡先一覧
(相談・通告については、匿名で行うことも可能です。秘密は守られます。)
- 北谷町子ども家庭課 電話:098-936-1234
- コザ児童相談所 電話:098-937-0859
- おきなわ子ども虐待ホットライン 電話:098-886-2900
- 児童相談所全国共通ダイヤル 電話:189(いちはやく)
- 沖縄警察署 電話:098-932-0110
虐待とは??
親がしつけと思っていても、体罰や暴言は虐待になります。
体罰や暴言は、子どもの脳の発達に深刻な影響を及ぼすことが、研究によって明らかになっています。
身体的虐待
- 殴る、蹴る、やけどを負わせる
- 激しく揺さぶる
- 戸外に締め出す
心理的虐待
- 暴言、無視、言葉による脅かし
- 無視したり、拒否的な態度を示す
- きょうだい間での差別的な扱い
- 子どもの目の前での家庭内暴力
ネグレクト(育児放棄)
- 適切な食事を与えない
- 身体や環境をひどく不衛生なままにする
- 乳幼児を家や車の中に閉じ込める
- 通学させない
性的虐待
- わいせつな行為、性行為の強要
- 性器や性交を見せる
- 性器を触る、触らせる
- ポルノを見せる、被写体に強要する
関連リンク
https://www.pref.okinawa.lg.jp/kyoiku/jido/1008010/1007989.html(外部サイト)
沖縄県ホームページ「こども虐待を防止するためのLINE相談」
https://kodomoshien.cfa.go.jp/no-gyakutai/(外部サイト)
こども家庭庁「児童相談所 虐待対応ダイヤル189」