更新日：2019年9月3日
「わたしたちは、生きたかった」 対馬丸で犠牲となった子どもたちの声を 北谷町における平和推進の取り組みとして、組踊上演300周年・対馬丸記念館開館15周年も同時に記念し、「組踊 対馬丸」大城立裕氏原作を上演します。町内の小中学生へ出演を募り「組踊に興味がある。舞台で演じてみたい。」と応募してきた子どもたちが、上演日まで練習を重ね舞台に初挑戦します。「対馬丸」で犠牲となった子どもたちと同年代の子どもたちが、「対馬丸」の悲しみを、平和への祈りを語り継ぎます。
日時
令和元年10月13日日曜日
1回目 開場13時30分 開演14時
2回目 開場17時30分 開演18時
場所
ちゃたんニライセンターカナイホール
発売日
町民先行販売開始8月13日（町民割引期間8/13～9/13 各種￥300割引 ちゃたんニライセンターのみ）
一般販売開始9月2日
プレイガイド
ちゃたんニライセンター 電話098-936-3492 （平日9時～17時受付）電話予約受付ます
ファミリーマートe+（イープラス）各店（一般販売のみ）
入場料
前売 一般2,000円 小中学生1,000円
当日 各500円増し
未就学児膝上無料・全席自由・3歳以下のお子様の同伴・入場はご遠慮下さい
お問合せ
ちゃたんニライセンター生涯学習プラザ 電話098-936-3492（平日9時～17時受付）
公演内容
第一部
斉唱 平和の願い歌～てぃんさぐの花・月桃・新安里屋ユンタ～ 北谷町少年少女三線教室
舞踊 鎮魂の舞～光のもとへ～ 女流組踊研究会めばな 【舞踊】伊佐幸子 與那嶺奈津子 金城佳子 西村綾乃 玉城知世
第二部 組踊 対馬丸 作大城立裕
【立方】廣山えりか 宇座仁一 比嘉一惠 玉城 匠 喜納彩華 金城真次 名幸明穂 星田馬佑 冨吉万愛 濱田帆花 井岡司緒 井岡史緒 長嶺花音 仲村璃紗 谷口姫琉 當山優衣 新田龍馬 宮城健志朗 比嘉克之 嘉数千李
【地謡】歌・三線 喜納吏一 平良 大 新垣勝裕 筝 糸数成美 笛 横目大哉 胡弓 前田博美 太鼓 宮里和希
組踊 対馬丸 あらすじ
対馬丸に乗り込んだ那覇国民学校の子ども達。両親や親戚など頼れる人がいない疎開先への不安を抱えながらも雪や紅葉が見られると楽しみに甲板からゆっくりと見えなくなっていく故郷、離れていく沖縄を眺めながら会話を楽しんでいた。やがて夜になり学童児が睡眠に入ったころ、ドカンと鈍い音とともに船は揺れ、船底から溢れ出る人々とともに学童児武志もどうにか甲板の縁に登り海に飛び込んだ・・・。沖縄では緘口令（対馬丸沈没事件を決して語ってはいけない）がしかれていたため、武志は幌を被されて家路につき母トシと再会した。落ち着く間もなく一番友達の祖父が飛び込んできた。孫の行方をきつく問い詰める幸仁。やがて金城のおばーも国の政策の悪口を言いにやってきた。そんな大人たちに囲まれながら武志と友達の八重子と道子は、他の友人たちに思いをはせ、それぞれの希望を持って歩もうとする。しかし、アメリカが那覇市一帯を襲った、十十空襲。生き延びてしまったトシは、一人残され子どもを失った悲しみを叫ぶ。時の主は語る・・・時を歩む者は貴方たちだと。
主催 北谷町自主文化事業実行委員会
協賛 組踊上演300周年記念事業実行委員会
後援 沖縄県・沖縄県教育委員会・北谷町・北谷町教育委員会・公益財団法人対馬丸記念会対馬丸記念館・一般社団法人伝統組踊保存会・北谷町観光協会・北谷町文化化協会・北谷町PTA連合会・琉球新報社・沖縄タイムス社・FMニライ（順不同）
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