更新日:2016年12月1日
2006年5月26日
初の活動報告会を「ちゃたんニライセンター」で行いました。
協議会で作成した「マスタープラン」を基に、本協議会委員の小野 啓子氏(沖縄大学法経学部 教授)が報告を行いました。
小野氏による報告(概要)
はじめに、マスタープランの各ゾーンについての説明が行われ、続いて、マスタープランにおける全体のコンセプトとして、「豊かな森と水と歴史の北谷の山の手(川の手)」と題し、以下の4点について説明が行われました。
1 「2つの川の軸と緑陰の軸(中通り)」を中心に落ち着いた大人のまちを目標とする。
2 全体をひとつのルールでコントロールするのではなく、地区の特性に応じたまちづくりのルールを定める。
3 全体のまちづくりを引っ張る先行プロジェクトが重要。
4 地区と全体のバランスを見ながら、まちづくりに取り組んでいく組織作りが必要。
続いて、本協議会のアドバイザーである安藤 徹哉氏(琉球大学環境建設工学科 准教授)による基調講演が行われました。
安藤氏による基調講演
題目:「まちづくりからふるさとづくりへ~記憶に残る風景をつくる」
- 新しい建物を作る事がまちづくりなのか?住むまちに愛情をもち、後々まで記憶に残るまちを作る事がまちづくりではないか?
- まちづくりとは、ふるさとを持ち続けること。ふるさとというのは人々の記憶の中でずっと残るものである。