更新日：2021年9月22日
2）玉代勢集落の合祀所（北谷町大村玉代勢原14番地）
（2）ちぶ川
かつての玉代勢集落東側、現在のキャンプ瑞慶覧内の軍消防署南側の谷地に位置する。
このチブ川は産湯や、水撫（生児の額につける）での水を取るカーであったことからンブガーとも呼ばれたという。現在もカーの形跡は残っている。チブガーへは、正月3日と8月11日に、カーウビーと称して北谷ノロ殿内の家人らによる拝みが行われている。
（3）タメーシヒージャー（樋川）
玉代勢集落の中央部、あらんもーの北側には、湧泉に樋をかけて水を落とすヒージャーがあり、このヒージャー（樋川）を、タメーシヒージャーと呼んだ。伝承によると、このヒージャーは、玉代勢の村立ての際に神々が使用したカーだといい、そのため、神ガーラともいう。また、玉代勢集落では、ヒージャーを境にして、集落の東側をイーンダカリ、西側をシチャンダカリと呼んだ。現在は、チブ川と同様に正月3日と8月11日のカーウビーの際に、北谷ノロ殿内の家人らが拝みを行う。
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