更新日:2023年7月26日
熱中症とは、室温や気温が高い中での作業や運動により、体温の調節機能が働かなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、発症する障害の総称。高齢者、乳幼児、肥満の人、暑さに慣れていない人、病気や体調不良の場合などは特に熱中症になりやすいので要注意!重症化すると死亡に至る場合もあります。
夏本番になり、毎日のように熱中症がニュースで取り上げられています。熱中症による救急搬送数も増加傾向であり、他人事ではありません。みなさん、ご自身の身体を守るために、熱中症に気を付け、夏を乗り切りましょう!
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の「前日夕方」または「当日早朝」に発表されます。沖縄県内にも熱中症警戒アラートが発表されています。発表が出た日には、家族や職場で声をかけあい予防行動を積極的にとりましょう!県内においては、令和4年5月~9月の間、1102名が熱中症により救急搬送されています。屋外だけでなく、自宅など屋内での発生件数が多く、屋内でも注意が必要です。
環境省熱中症予防情報サイトでは、熱中症警戒アラート発令地域を発表しています。また、暑さ指数や熱中症予防に役立つ資料も見れます!
こちらから確認してみてください。
https://www.wbgt.env.go.jp/(外部サイト)
重症度1・・・・めまい、立ちくらみ、筋肉のこむらがえりなど
重症度2・・・・頭痛に吐き気、倦怠感など
重症度3・・・・意識がない、けいれん、呼びかけに対する返事がおかしい、まっすぐに歩けない、体温が高いなど
「こ」 こまめな水分補給!
屋外労働や室内外など、たくさん汗をかく時は水分と塩分を補給しましょう。
「え」 炎天下を避けよう!
炎天下での長時間の作業、海水浴は避けましょう。外に出るときは、日傘や帽子で日光を遮りましょう。
「か」 風通しを良くする!
室内でも油断は禁物!適度な風通しや冷房設備で熱を逃がす工夫をしましょう。
「け」 健康管理!
睡眠・栄養はしっかりと!日頃から適度な運動で暑さに負けない体を作りましょう。