更新日:2025年2月3日
令和6年11月1日沖縄市役所において、平田嗣巳沖縄市長職務代理者・副市長、當山宏嘉手納町長、渡久地政志北谷町長へ、ニコラス・エバンス第18航空団司令官から、令和6年4月以降新たに導入してきた航空機の騒音軽減対策について、説明がありました。
同説明会は、伊藤晋哉沖縄防衛局長が司会進行を務め、宮川学外務省沖縄担当大使、沖縄防衛局防衛局及び外務省沖縄事務所の職員も同席しました。
司令官の説明後は、参加した首長との率直な意見交換が行われ、各首長からは、三連協からの申し入れを踏まえて、飛行経路の改善が行われたこと、このような対話の場が設けられたことについて評価が示されました。また、令和6年4月以降の各市町の地区毎の騒音データの前年比について紹介し、第18航空団による騒音対策も、その改善に一定程度寄与しているのではないかとした上で、今後、更なる改善に向けて、対話を維持したい旨期待を表明しました。
これまで、三連協(三市町)は長期にわたり飛行方法の改善による騒音の軽減を要請してきました。そうした中、今回、第18航空団から騒音軽減に向けた航空機の飛行方法について提示されました。当面は、提示された航空機の飛行運用を見守ることになりますが、今後、更なる改善に向けた方策が見いだせるようであれば、改めて米軍側へ提案したいと考えます。
(1)沖縄を含む日本の周辺地域では、各国が軍事力の強化を図り、軍事活動が活発化
(2)ローパス・タッチアンドゴ―訓練における戦闘機の旋回地点につき、
ア 周辺住宅地の騒音を軽減するために、可能な限り弾薬庫地区及び洋上とすることで、旋回時の騒音を抑制
イ 反時計回りの旋回地点については、可能な限り嘉手納飛行場上空とすることで、旋回時の騒音を抑制
(3)東側への離陸時の飛行ルートにつき、金武湾に直進し洋上にでることを徹底することにより、居住地域での旋回を抑制
三連協首長への嘉手納飛行場第18航空団の説明
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