北谷町では、国際社会で活躍することができる人材育成を実現するため、英国派遣交流事業をはじめとした国際交流事業を推進しています。その一つとして町立小学校では、毎年オーストラリアの提携小学校とテレビ会議システム(Zoom等)を利用したオンラインでの国際交流事業を行っています。
令和6年度は本町の小学校2校で、小学5年生〜6年生がオーストラリアの同年代の子どもたちと交流を行いました。
各校とも沖縄・日本の文化を紹介したり、オーストラリアの生徒たちからの質問に答えたりと様々な形で異文化交流を楽しんでいました。
また、他の2校はJICA出前講座を利用し、ボリビアとのオンライン交流を行いました。
本町第二小学校出身で、現在ボリビアに派遣されている古見先生より、
青年海外協力隊のお仕事や、ボリビアの気候や学校の様子を聞くことができました。
はるか南米にオキナワがあることなど、子どもたちは驚きながらも興味深く聞いている様子が印象的でした。
今年度オーストラリア交流を行った児童たちは「どんなゲームやアニメがあるのか聞いてみたい。」「お互いの学校の様子をリモートで紹介したい。」「オーストラリアの子に橋の使い方を教えたい。」など異文化に対して興味・関心がわいたようでした。実際に授業で学んだ英語を使ってオーストラリアの子どもたちと交流ができた生徒たちは、英語を身近に感じ、英語をもっと話せるようになりたいと話していました。
JICA出前講座でボリビアの話を聞いた児童たちは、「ボリビアに沖縄があるのがびっくりした。」「ウユニ塩湖に行ってみたくなった!」「日本で当たり前のことは、全然当たり前ではなくて、今の生活に感謝して大切にすると決めました」と、新しい気付きを得たようでした。
北谷町は今後も子どもたちの国際理解教育を推進してまいります。
北谷町教育委員会 学校教育課