更新日:2024年10月1日
ピンクリボン運動とは、乳がんの早期発見・診断・治療の大切さを伝える世界規模の啓発活動です。
乳がんは40~50歳代の女性に多く、進行するとわきの下のリンパ節や血流によって肺や骨など全身に転移しやすいため、早期に発見することが重要です。
早期に見つけて治療すれば、9割以上の方に治癒が期待されるので、月に1回はセルフチェックを行い、40歳になったら定期的に乳がん検診を受けましょう。
また、20歳から子宮頸がん検診を受診できますので、併せて受診しましょう。
ブレスト・アウェアネスを取り入れよう
「ブレスト・アウェアネス」とは、乳房を意識する生活習慣です。ブレスト・アウェアネスを生活習慣に取り入れ、乳房の変化を感じたら速やかに医療機関を受診し、早期発見・早期治療につなげましょう。
1 乳房の状態を知る
入浴やシャワーの時、着替えの時、ちょっとした機会に自分の乳房を見て、触って、感じてみましょう。
2 乳房の変化に気をつける
変化として注意するポイント
- 乳房のしこり
- 乳房の皮膚のくぼみや引きつれ
- 乳頭からの分泌物
- 乳頭や乳輪のびらん
3 変化に気づいたら、医療機関で診察を受ける
乳房の変化は、乳がんの症状である可能性があります。早期の治療であれば、治る可能性が高くなりますので、変化に気づいたらなるべく早く医師へ相談してください。
4 40歳になったら、乳がん検診を受診しましょう
40歳以上の女性は2年に1回、定期的に乳がん検診(マンモグラフィ検査)を受けましょう。
また、「要精密検査」という結果を受け取った場合には、必ず医療機関を受診して精密検査を受けましょう。
子宮頸がん・乳がん検診を受けるには受診券が必要です
検診受診券(ピンク色)
対象の方には、6月上旬に子宮頸がん・乳がん検診受診券を送付しています。
転入等で受診券がお手元にない方は、保健相談センター(936-4336)にお電話ください。
対象や検診を受けられる医療機関等については、下記をご覧ください。
【自己負担0円】2年に1回、子宮頸がん・乳がん検診を受けよう