令和5年度英国訪問団受入

去る7月1日（土曜日）～7月7日（金曜日）の1週間、異文化理解と国際交流推進を目的に、英国ディーンマグナスクールより11名の訪問団が来日しました。実に4年ぶりの来沖となった今回の交流でしたが、天候にも恵まれ、生徒達は北谷町内中学生宅でホームステイをしながら、県内・町内の視察、学校訪問、異文化体験などを行いました。

来日前から日本語を学んできた英国生徒達は、沖縄・北谷町の歴史や文化に触れ、本町幼少中学生との交流を心から楽しんでいる様子が印象的でした。僅か5泊6日のホームステイでしたが、両生徒からは「最高の時間だった。」「英語ができなくてもベストフレンドになれる。」「ホストファミリーと出かけたりウノをしたりするのが最高に楽しかった。」などの声が聞かれ、ホストファミリー、ホスト生徒との間には確かな絆が生まれているようでした。

この交流は約180年前に、英国船籍のインディアンオーク号が北谷町沖合で座礁し、北谷町民が乗務員を救助し、全員を英国へ送りだしたという歴史的経緯から、2000年九州・沖縄サミットの際、ブレア元英国首相と交流したことをきっかけに始まりました。
これまでに25名の英国生徒を受入れ、毎年11月には英国グロスターシャー州にある公立ディーン・マグナ・スクールに町立中学校生徒を派遣しています。