更新日:2016年12月1日
あなたの気づきが子どもを守ります
保護者や同居人による児童虐待が、深刻な問題になっています。
現代の子育て環境は、核家族や地域から孤立している家庭が多く、相談相手もないまま育児ストレスを抱えている家庭が増加しているといわれています。
ストレスのはけ口としての暴力のほか、しつけるつもりで体罰を加えたり、経済的に苦しく昼夜問わず働いた結果、子どもを放置した状態になっていることもあります。
地域で子育てをする人々を見守り、様子を気にかけ、異常にいち早く気付くことは、虐待の防止につながります。
虐待による痛ましい被害や死亡事例をなくし、子どもの人権を守っていくためには、できるだけ早く虐待に気づき、対応につなげていくことが必要です。
虐待は特別な家庭の問題ではありません。どの家庭でも起こりうる問題です。
虐待に気づいたり、虐待かどうか迷う場合でも、ためらわずに相談窓口へ連絡・相談下さい。
(相談・通告については、匿名で行うことも可能です。秘密は守られます。)
親がしつけと思っていても、体罰や暴言は虐待になります。
体罰や暴言は、子どもの脳の発達に深刻な影響を及ぼすことが、研究によって明らかになっています。