北谷町の戦跡・記念碑
10/42

被爆クスノキ2世三豆長~所在地:北谷町字桑江467番1(ちゃたんニライセンター敷地内)植樹年月日:2004年10月22日長崎県で被爆したクスノキの種から育てた苗を植樹し、育てています。記念樹サインZE長崎からの平和のメッセージ・被爆クスノキ2世目194 5年8月9日、午前11時2分長崎市に人類初のプルトニウム型原子爆弾が投下されました。死者7万4千人、負傷者7万5千人、当時の長崎市の人口の約2/3の人が原子爆弾の犠牲となりました。このような中にあって、被爆地から約800mにあった山王神社の2本のクスノキも大きな被害を受け一時は生存も危ぶまれましたが、焼けただれた山野の中でその後みごとに樹勢を盛りかえし、原爆の悲劇から立ち上がろうとする人たちに強烈な感動を与え復興の原動力となりました。現在は長崎市の天然記念物に指定され、地域の人々や子供たちによって、原爆の恐ろしさと生命の尊さを伝えるものとして大切に保存されています。ここに植樹したクスノキは、被爆したクスノキの種から育てたものです。21世紀は、核兵器のない平和な自然環境を大切にする世紀にしたいと願っています。被爆直後のクスノキ-6-200 3年10月22日北谷町現在のクスノキ

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る