北谷町の綱引き
97/234

ヘ.前ヌ浜黒地の着物に臓脂の帯をおしこみにして、帯下には黄色の帯をする。白黒キハンと白足袋に赤い鼻緒の草履を履いている。頭は白請け鉢巻きをして実行委員会の紙笠を被る。道具は持たずに手踊りである(写真2-102) 0 1986年は黒衣装の着物を着けていた。写真2-102 前ヌ浜卜金細工4句』‘'ー一}3人で構成されているが、肩からフーチ一式(フーチとカナコ)を持って踊るのは加那兄(カナーフィー)で、濃紺の着物に腕脂の帯を員の口という締めかたをする。白黒縦縞のキハンを巻き、自足袋に赤い鼻緒の草履を履いている。頭には黄色の鉢巻きを一つ結びにして後ろに流し、その上から赤白の花がついた万歳笠(編笠)を被る(写真2-103)。アンマ一役の着物は紫地に白の花文様で少し黄色の文様が入った着物をウシンチーにしている。頭の鉢巻きは一つ結びにして後ろに流す(写真2-104)。写真2-103 加那兄(カナーフィー)写真2-104 アンマー写真2ー105真牛(モーシ)図2-36 真牛(モーシー)の衣装模様92-

元のページ  ../index.html#97

このブックを見る