北谷町の綱引き
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表2-14 供の衣装寸法¥¥¥ 着物身丈141. 0 cm 肩明き20. 0 cm 肩幅26. 0 cm 袖幅34. 0 cm 袖口45. 0 cm だき幅27. 0 cm 衿巾6. 0 cm 衿下がり63. 0 cm メEL1 幅15. 3 cm 色青素材絹」一一(2 )クシンダカリ①旗頭の衣装クシンダカリ(後村渠)の衣装は、青のズボン、青の地下足袋である。衣装の注文はメンダカリ、クシンダカリ一緒に行った。メンダカリも同様のものである。右柑lには「北谷三ヶ村大綱引Jと記されていて、前止めはムムヌチハンターで、白の縁取りがされている。頭のマンサージはメンダカリが紫で、クシンダカリは黄で一つ結びである。腰には旗頭を持つために白のサラシやタオルを巻いている。やはり持つものが旗頭だけに持ち手には力強さと風格がある(写真2-86)。1974 (昭和49)年のクシンダカリの場合、白ズボンに白シャツ、頭は黄色のマンサージを巻いていた。さらに黄色の禅がけをして、腰にも長巾を巻き、写真2-85 供の衣装写真2-86 右クシンダカリ、左メンダカリふくらはぎには白黒縦縞のキハン(脚粋)に黒足袋を履いていた。1986(昭和61)年は白シャツの上から青地に「祭Jと書かれた法被をはおり、白ズボンとふくらはぎには白黒キハンを巻いていた。-87-

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