北谷町の綱引き
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⑤字北谷メンダカリ、玉代勢の女踊りイ.稲シリ節はなお水色のユクアヤー(横綾)の文様の着物。水色の着物丈はー長めに着付け、白足袋に赤い鼻緒ぞうりの草履を履いていた。また黄色のユクアヤーの着物丈は短めに着付け、ネr1J口は野良着ということで、小さく袖まくりをし、素足に赤い鼻緒の草履を履いていた。麻色のアヤヌナーカ(縦綾)の着物にはトゥイグヮーとカキジャーの文様がはいっていた。写真2-45 ユクアヤ口.上り口説ライトブルーでこの紋がついている着物。「あずまからげJという着付けの仕方で、角帯をウシクミ(押し挟み)で締め、紫のヨはちまき長巾を上より結んだ。頭には白の請け鉢巻をサン結びにして、脚には白黒のキハンを巻き、白足袋に赤い鼻緒の草履を履いた。これまで、二歳踊りの衣装といえば、黒の着物が主流であったが、近頃は華やかな色の着物へと変わってきている。ハ.揚口説山吹色の着物。黄金の角帯を員の口で大きく結び、紫の長巾を右下に結んでいる。最初に、紅白のねじり紐を肩からさげて花能を持って踊り、次に黒の陣笠を持って踊った。足もとは白足袋に赤い鼻緒の草履を履いていた。写真2-46 タティアヤー写真2-47 上り口説写真2-48揚口説AQ‘ 司t'

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