北谷町の綱引き
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② ブラチリ右の写真(2-41)は昭和13年の大綱引き(ウーンナ)のブラチリの衣装である。白の上着と七分丈ズボンを着用。マヤーガーキーに棒掛けをし、靴下と運動靴を履いているのがわかる。頭には白のサージをメーウキーにしており、隣にいる子供も同じようにメーウキーにしている。1974(昭和49)年の大綱引きでは、自の野球帽に「北谷三ヶ村大綱引Jとプリントされたタオルを締めて、自のYシャツに白のズボンをつけ、水色のサテン地に紫で縁取られた陣羽織をはおった。1986(昭和61)年と1998(平成10)年の衣装に、たいした違いはみられない。いずれも、背中に「祭jの文字が書かれており、雄雌の綱のカニチを結合させた図柄がデザイン化されていた。頭には紫のマンサージを、腰には紫の長巾を締めていた。③ 締太鼓1974 (昭和49)年は自のYシャツの上から水色のサテン地に、紫の縁取りがされた陣羽織をはおり、脚には白黒のキハンを巻いて、黒足袋を履き、腰には紫の長巾を締めていた。1998 (平成10)年は、頭には紫のマンサージを巻いて、法被に白の長ズボンを着用。そして腰には紫の長巾を締めた。脚には白黒のキハンを巻いて、自の運動靴を履いた。④ 実行委員会実行委員長(照屋信正さん:左)・大会長(辺土名朝一町長:右)は、大会用の法被に白の長ズボンに白い靴を履いて、頭にはマンサージを巻いていた。内、υ円,t写真2-41 伊樟シボクさんと長男(新垣力メ氏提供)写真2-42 1998年ブラチリ写真2-43 1998年の締太鼓写真2-44 1998年実行委員会

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