北谷町の綱引き
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きやはん黒のキハン(脚粋)を巻き、靴は白に黒の3本線の入った運動靴が支給された。1998(平成10)年の大綱引きでは、青のムムヌチハンターの上着に同色のズボンをつけ、青の地下足袋を履いていた。いずれも素材は木綿であった。:1ヒ谷ではムムヌチハンターの呼称は聞けなかった。古老たちは単に「那覇の大綱挽の衣装と同じ衣装jと話していた。ムムヌチハンターの上着右半111には「北谷三ヶ村大綱引き」という文字が入っており、腰には白のサラシが幾重にも巻かれ、頭には紫色のマンサージを巻いていた。マンサージの色の意味について、ある古老は、おそらく沖縄の着物の色では紫と黄色が王、あるいは高貴の象徴を意味しているからではないかという。写真2-35 1974年の旗頭衣装(金良宗吉氏織影)写真2-36 1986年旗頭衣装(仲米政雄氏撮影)写真2-37 1998年旗頭衣装写真2-38ムムヌチハンター衣装(上着)写真2-39 1986年の法被(前)写真2-40 1986年の法被(後ろ)nJU 円t・

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