北谷町の綱引き
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ウフヤ(8月13日(旧6月22日))午前11時過ぎ、ウフヤの御神屋には、メーウガミに参加する郷友会の有志(男性15人、女性6人)らが集まってきた。御神屋には神仏をまつる神棚が設けられている。神棚に向かつて左側には火ヌ神が和られ、右側の神棚には五つの香炉と、位牌が安置されている。拝みに際しては、旧字からのビンシーのほか、鰻頭(9個)の膳一つ、果物の膳一つ。そして、火ヌ神や神棚の各香炉には線香15本(ヒラウコウ2枚と1/2)、さらに各香炉の前に3枚1組の小さな白紙3組が供えられた。ビンシーの花米の上には費銭として70円が添えられた。祈願は、旧字伝道郷友会会長の津嘉山正恒さんと、会計の伊槽利治さん、伊樟喜市さん(ウフヤの主人)、伊檀静子さんゆF友会副会長が参加できないため、母親の静子さんが代理をつとめた)を中心に、火ヌ神から神棚の順に行われた。祈願を終えると会長の津嘉山さんが花米や、酒を各香炉の前に捧げた。ウフヤでの祈願を終えた一行は、北谷スーガーへと移動した。北谷スーガー11時50分ころ北谷スーガーへ到着した一行は、供物を供えて祈願をはじめた。スーガーでの供物、参加者はウフヤに同様(以下省略)。スーガーの詳細については、旧字北谷のメーウガミを参照されたい。北谷スーガーでの拝みの後、米軍キャンフ。瑞慶覧内の長老山へと向かった。長老山一行は12時10分頃、長老山に到着した。長老山には旧字伝道の拝所として、①山-129 写真2ー159神棚を拝む郷友会のみなさん写真2-160 北谷スーガー(塩)11)写真2-161 北谷長老

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