北谷町の綱引き
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④伝道の場合イ.貫花青地に黄色や赤のクジリゴーシ(崩れ格子)の文様が入っている。字北谷同様に右肩は袖をおろし、中から赤の祷杵を着ている。頭は鉢巻きを一つ結びにしている。腰には同様の長巾を前結びにしている。白足袋に赤い鼻緒の草履を履いている。肩からは紅白の貫花を下げて踊る。四つ竹を手にして「南巌節」も踊る(写真2-113)01986年は青地に鳥、亀模様の衣装に右肩袖抜きで赤い祷枠を着ていた。鉢巻きは前結びであった。口.加那ヨー明るめの紫地に白のティンカキジャーの文様で黄色と緑色の文様の入った衣装である。頭はマンサージを前結びにし、その上から大会用の紙笠を被る。帯は女結びにし、白足袋に赤い鼻緒の草履である。右肩には赤のティーサージをかけて踊る(写真2-114)。1986年は紫地の着物に、頭にはマンサージを前結びにし、帯は花織であった。写真2ー113伝道の貫花写真2-114 伝道の加那ヨハ.チヂン60歳以上の方々が持っている。着物はメンダカリ、クシンダカリとも共同購入している。芭蕉の着物に縦縞緋にカキジャーやトゥイグヮーなと、の文様が入った着物に帯をしている。頭には大会関係者用の紙笠を被っている。白足袋に赤い鼻緒の草履を履いている。チヂンには左御紋(三つ巴)が描かれている。⑤ その他の大会関係者北谷大綱引きの青い法被に、白いズボン、白い靴で統一。頭にはクシンダカリの黄色のマンサージをしめている。その上からサンエー北谷ハンビータウンからの紙笠を被る(写真2 -115・116)。前回の1986年も、サンエー北谷ハンビタウンと、那覇にある儀間本庄から紙笠を提供してもらった。F-u nHυ 写真2ー115・116関係者の衣装

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