北谷町の自然・歴史・文化
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おもひせさ又なおがないわが又いどおどしのまいどおどしのひきいちへ物それヲ」モ引き出物だ又おれどおれどっかひ思い兄者を招待ひきいちへもの何を引き出物(にしようか)てづどもの何を手みやげ(にしようか)よろい糸織の鎧よろい真糸ど械の鎧てづど物それ、」そ手みやげだんが、北谷城ここの北谷の世の主どいうのは♂どういう人、てLょうか。あまリよく分かっていませ(ぐすく)の城主だったかもしれません。その城、王、当時はこういう人敬愛する兄者どいっていまLあんす。この人を招待してもてなし、その引き出物つまリ手土産を、何にLょうかど思案いピド打ピLよιぃし、糸織の鎧にしようどいうもので、勝連の按司どの親密な関係を歌っています。を「按司」(あじ)たらこゲスク・古琉球の時代よかるどいっていましたが、勝連の按司を、〔訳〕にしどのよ太郎子西殿よにしどのよ良かる西殿よよ1;1 ちよわれ親継ぎこそ世にましませ又しのおやつぎしよ世のぬしの西の世の主、かまさりきよはおやつざしよ(よはちょわれ)なしよわらへ勝リ子を生ぶたまいて親継ぎこそ世にましませ一酒蔵。酒を貯蔵する倉庫ou山引き出物。お祝いのときに主人からお客に贈る贈り物。てっとものでEJノ手琶物。持ち帰ってもらう贈り物。みやげ。ζユ-d'糸嗣。組糸で小札(ござね)をつづったもので、糸の色によって、赤糸おどし、黒糸おどし、紺糸おどしなどがあります。よろ一一担。むかし戦場で身を守るために着た武異ouζ真糸。絹糸のこと。あれど・ぞれこそ。「ど」は強め。た二こ太郎子。太郎は古い書き方では「たらう」と書き、沖縄では「う」を落として「たら」といった。タラ!という呼び方がちかごろまでありました。「こ」はうしろに添えたもの。v-F:西殿。西の世の主と言われる北谷の按司の屋敷。またその人。わやっき親の跡を継ぐ者。跡継、き。ちょh汽・・来る、居る、の意の敬語。来られる。居られる。ましますoJm世mlぬν:西の世の主。北谷の按司。ここの「にし」は西でもあり、沖縄方言の北の意もあります。43

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