北谷町の自然・歴史・文化
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歴史の移り変わり幅広の骨盤ど頑丈な足を持っていました。この特徴は、野山を歩くために下半身は発達し、農耕のためのクワやスキを使う作業や、重い荷物を持たないため、腕や胸の上半身は弱々しく、ただ、軽い道具を使うため手だけは大きく発達したど考えられています。顔の特徴は、正面から見るど、粗末なものを噛み砕いて食べていたために顎が発達し、真四角の顔立ちをしていました。横から見るど、眉の所にあたる前頭骨は大きく張り出し、鼻の付け根はくぼみ鼻先は高いこどから、彫リの深い顔面をしていたこどがわかっています。20 港川人の復元模型

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