北谷町の自然・歴史・文化
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くらしと文化す。この時期はタマガイ(火の玉)や悪霊がよく出没するどいわれます。これらの現象は火事や死など不幸の前兆どされ、戦前は村落が見渡せる高い場所からタマ力イが上がる家を見張リ1Lた。タマガイが上がった家てはユタなどの判断に伴い、厄払いの祈願をLてもらいます。この期間中は悪霊払いのために盛んに爆竹を鳴らします。一五夜:;:・・「ジュlグヤ・チチウガi」ど呼ばれる月を拝む行事。一五日の夜に小豆をまぶした小判型の丸い餅(フチャギ)を火の神、仏壇、神棚に供えた後、月見をしながらフチャギを食べます。また、一五目前後にハチクヮチアシビど称する豊年を祝う祭リが行われ、(八月遊び)獅子舞いや村芝居など、が盛大に行われていました。現在、字伊礼て獅子舞いが行われていーす。-彼岸:・:秋分の日を中日どして、その前後一週間のうちに行われる祖先供養の祭リc行事内容は二月彼岸ど同仁てす。九月-カジマヤl:・:九七歳の長寿祝いて、七日に行われます。この年齢になるど子供に帰るどいわれ、カジマヤl(風車)をもたせて盛大に祝います。この時にも卜lカチの時ど同様に葬式のまねごどが行われます。チクジャキ〔菊酒〕菊の葉を入れた酒を火の神や仏壇に供、之、家族の健康を祈願する行事て、九日に行われるこどからクングヮチクニチl(九月九106 タマガイ〔火の玉〕、,不吉な事が起こるまえぶれとされ、赤色と青色の火の玉があるといわれています。火の玉、か現われると火事が起きたり、死者が出るきざしとして恐れられました。ヒータマまたはチユタマとも呼ばれ、人の霊魂とも考えられています。力ジマヤ|

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